合格体験記ー原永利生

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原 永利生

原永利生

  • 岡山城東高校出身
  • 環境情報学部
  • 2016年度入学
  • 一般入試(一浪)

 

【慶應義塾大学の受験を決めた時期】

高校野球を引退した直後

 

【受験学部、結果】

● 現役

総合政策学部…不合格

● 一浪

環境情報学部…合格

文学部、商学部…不合格

 

【慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力】

慶應義塾大学に決めた理由としては、小さい頃から憧れていたということ、高校時代の恩師から話を聞かせていただいていたこと、高校野球引退が決まった時に勉学も野球も妥協することなく高いレベルで現役を続行しようと決意したこと、などが挙げられます。慶應野球部の魅力は、上記のように、文武両道を高いレベルで実践しようという強い意志を持った先輩方や仲間とともに日々切磋琢磨できるところにあると思います。

 

【特に力を入れていた科目】

英語

 

【意識していた勉強法】

● 英語

英語は近年、ほとんどの学校で出題され、なおかつ配点自体も非常に高く設定されています。そのため、英語に最も力を入れることは受験生にとって必須だと思います。ネイティブのような感覚を全く持ち合わせていない僕は、SVOCといった基本的な文法からスタートし、毎晩の英単語暗記、文法書の完全理解など、いわゆる「受験英語」を毎日徹底的にやり込むことで少しずつ英語を好きな教科、得意な教科へと仕上げていきました。また、私立専願者はついついマーク形式の問題ばかりをやりがちですが、あまり実力がついていない段階でマーク形式の問題にばかり取り組むと、選択肢に頼る癖がついてしまい、肝心な本文の論理展開や内容の把握ができず、本番で痛い目に遭う危険性が高いと思います。まずは記述の問題を正確に解ける力を身につけていけば自然と私立型の問題の成績も伸びてくると思います。

・ 語彙
僕は『ターゲット1900』『キクタン Super12000』を英単語教材として利用し、『Next Stage』をイディオム教材として利用しました。ここで大切なことは多くの参考書などに手を出すのではなく、一冊一冊を完璧に仕上げていくことです。ここでいう完璧とは「英単語、イディオムを聞けば考えることなく反射的に和訳が浮かぶ」といった段階のことです。またオススメの暗記法としては、「一日に30単語ずつ完璧に覚える」という意識よりも「一日に200単語覚えて一気に忘れても気にせず単語帳を進め、それを何周も何周も繰り返す」といった意識で取り組むことです。覚える際に黙ってやるのではなく、ブツブツ発音しながら毎晩取り組むこともミソです。そのため英単語やイディオムの暗記は自習室で行うのではなく、寝る前に自分の部屋などで行う方がベターだと思います。

・ 文法
文法を学ぶ上で僕が行ったのは、予備校で与えられたテキストをとにかく何周も何周もして完璧にすることだけです。文法はなるべく早めに完成させるべきものだと思います。その意図は、後々難しい長文を読む上で、文法が解釈の手掛かりとなることが多々あるからです。文法でつまずいていると長文の内容理解どころではなくなってしまいます。また実際の入試においても文法問題が占める配点はわずかで、大半を占めるのは長文です。そのため追い込みとなる受験期後半はやはり長文問題に多くの時間を割くべきで、文法の勉強をするのは勿体無いです。また個人的には文法を勉強することで英語の面白さが分かり、もっと英語を勉強しようという気持ちにもなりました。

・ 長文読解
長文を解く上で僕はまず、英文解釈から始めました。最初は一文一文にSVOCをつけ、基礎を身につけてから徐々に長い文章へと頭を慣らしていきました。とにかく初めは時間を気にすることなく精読を行うべきだと思います。また記述問題で自分の言葉で正確に答えを導ける力をつけることで、慶應のようなマーク形式の問題に対する精度も上がってきます。焦らず、じっくり取り組んでください。実戦的なことを言うと、論理展開を追う上では筆者が繰り返し使っている単語や同じような意味の単語をしっかりと追っていくことが非常に大切になってきます。これは僕が予備校の先生から教わって実践した結果、身にしみて思うことです。

 

● 小論文

小論文を書くにはとにかく毎日のニュースを欠かさずに見るべきです。そうやって常にアンテナを張り、どんな些細なことでも知っておくことが本番での良いひらめきへと繋がっていきます。僕は『日本の論点100』も読んでいました。SFCの小論文はいかに上手く書くか、ということももちろん大事だとは思いますが、上記のようなひらめきが勝敗を分けると思います。実際僕は、本番でじっくり考えすぎて最後まで書き切ることができませんでしたが、自信のあるひらめきをもとに最低限書くことができたために受かったのだと思っています。とはいえ、やはり文章を書く力ももちろん大事です。基本的な小論文でいいので、自分でしっかりと書き上げて、できれば先生などの第三者に見てもらい、納得のいくまで書き直すといった過程が非常に大事だと思います。

 

【平均勉強時間】

10~13時間

 

【アドバイス】

勉強時間の配分は自分に合ったものをなるべく早く見つけることが良いと思います。例えば僕は、単純な暗記系は夜にやると決めていました。夜覚えて、睡眠をとることは記憶の定着にも効果的です。その他には、眠くなったらこれ、調子が上がってきたらこれ、などと自分で何を勉強するかを決めていました。受験生にとって貴重な一日一日を無駄にしないためにも、上記のような時間の配分は大事だと思います。

 

【受験時代に意識していたこと(息抜きやリラックス方法、メリハリの付け方など)】

息抜きがしたくなったら勉強以外のことをするのも良いですが、僕は自分の好きな科目の勉強に切り替えていました。そうすることで机から離れることもないのでリズムを崩すこともありませんし、その分野はどんどん成績が伸びていくので良いことだらけです。また、夜はしっかりと寝て、メリハリをつけるべきです。だらだらと徹夜をして翌日に響かせる方が勿体無いと思います。「やるときはやる、休むときは休む」を大事にしてください。

 

【受験生に伝えたいこと】

すべてのことについて言えると思いますが、「本気」で取り組めばどんなことであれ楽しくなります。一見辛そうな受験勉強も、僕は浪人時代「本気」で取り組めたので本当に楽しい一年を過ごすことができました。朝目が覚めると、「今日一日どれだけのことを吸収できるのだろう」と、ワクワクするような毎日を送ってほしいと思います。もしも苦しくなったら、気分転換に逃げるのではなく、とにかく粘る。自分が試験会場にどんな心持ちで行くことになるかは日々の生活が決定します。どうか悔いのない受験生活を送ってください。

 

 

※入試情報は変更される場合があります。 詳細は慶應義塾大学HPの入学案内を随時ご覧ください。

 

 

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