合格体験記-松田颯来

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松田 颯来

松田颯来

  • 佐賀西高校出身
  • 法学部政治学科
  • 2017年度入学
  • 一般入試(一浪)

 

【慶應義塾大学の受験を決めた時期】

野球部引退後

 

【受験学部、結果】

●現役

文学部、法学部、総合政策学部、環境情報学部…不合格

●一浪

法学部、経済学部、商学部・・・合格

総合政策学部…不合格

 

【慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力】

僕は中学生の頃から慶早戦に出ることが夢であり、目標でした。そのため引退するまでは早稲田大学のスポーツ科学部に行こうと思っていました。しかし母校の先輩が一浪して一般受験で入学しその後主将になったことや、その他にも一般入試や浪人を経て活躍している選手が慶應に多いということを聞き、慶應義塾大学に進学しようと決めました。

 

【特に力を入れていた科目】

英語、世界史、小論文

 

【意識していた勉強法】

●英語
慶應に入るには英語が最も重要であることは言うまでもありません。僕自身、最初は英語は得意でも苦手でもないというくらいのレベルでしたが、勉強法を工夫して、毎日欠かさず一定時間勉強することで、全国の上位で戦えるレベルまで持っていけました。具体的な勉強法は語彙、文法、長文に分けて説明します。

・語彙
慶應の英語を解くには高い語彙力は不可欠です。そのため、最低でも難関私立大学向けと書かれている単語帳は完璧に覚えるべきです。僕のオススメはまず学校で使う単語帳を終わらせてから、難関大学向けの文章で覚えるタイプの単語帳をやることです。僕は学校で『キクタンリーディングBasic4000・Advanced6000』を授業でやった後、『キクタンリーディングSuper12000』を終わらせ、Z会の『速読速聴・英単語Advanced1100 ver.4 単語950+熟語150』、『テーマ別英単語ACADEMIC上級<01>人文・社会科学編、<02>自然科学編』をやりました。こんなにたくさんの単語帳を終わらせられるのか、と疑問に思われるかもしれませんが工夫次第でなんとかなります。僕はCDをスマホに入れて『語学プレーヤー<NHK出版>』というアプリを使って3倍速、2倍速、1.5倍速の順に音声を通学中に聞いて覚えました。倍速で聞くメリットは脳が活性化され記憶されやすくなる他、速読力、リスニング力、集中力もつくと言われています。僕も最初は半信半疑でしたがこの勉強法を初めてすぐに爆発的に英語力が上がりました。

・文法
文法は参考書を一冊完璧にして、問題集を一冊やれば十分だと思います。僕は『スクランブル英文法・語法』と『全解説頻出英文法・語法問題1000』をやりました。

・長文
まず、語彙力は絶対に必要です。そしてあまり注目されないのですが同じくらい重要なのが背景知識だと思います。そう思ったのは僕の経験談によります。僕の友人の女の子に野球というスポーツの存在すら知らないという珍しい子がいました。彼女はとても優秀で、センター試験の英語はほとんど間違えたことがないという強者でした。しかし過去問で野球に関する長文が出た途端にその大問を丸々落とすというミスを犯していました。つまり、どんなに英語力があってもその文章に関する背景知識が全くなければ点は取れないと言えます。慶應大学の長文のほとんどは英字新聞、雑誌からの出典です。そのため現代の社会問題に関心を持つことはとても大切です。対策としては英字新聞を読むのもいいですが、難しく時間もかかるため、僕が使っていたZ会の単語帳や、解いた長文や過去問の日本語訳に興味を持って知識として吸収することもおすすめです。

 

●世界史
世界史はやれば必ず8割以上は取れる科目だと思います。しかしやらなければ5割を下回るのが慶應大学の世界史です。まずはセンターで満点近く取れるように基礎を固めましょう。その後、東進の一問一答などで知識を補充するのがいいと思います。僕はまずは学校の授業プリントで基礎を固めて、『青木裕司 世界史B講義の実況中継』で歴史の流れを掴み、東進ハイスクールの『世界史B一問一答』で知識を補充しました。特に高得点を狙うなら実況中継は欠かせません。暗記は苦手という人もいるかもしれませんが、歴史は暗記をしようと肩肘を張らずに楽しんで覚えるのが一番だと思います。実際に実況中継は読み物としても面白いし、授業中に資料集を読みふける程楽しいと感じる人も多いと思います。時には友達と問題を出し合うのもいいと思います。

 

●小論文
小論文は学部によって多少傾向は違いますが共通して言えるのは課題文を正確に読み解き要約し、その文章に対して自分の考えをはっきり述べることが必要ということです。課題文を正確に読むにはやはり背景知識が欠かせません。背景知識をつけるには新聞や読書がオススメです。ただ、漠然と本や新聞を読むのではなく、自分なりの意見を持ちそれを親や先生にぶつけることが大切です。個人的にオススメの本はマイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』と『それをお金で買いますか』です。これらの本は現代の社会問題を多く取り上げ考察するもので、背景知識に加え思考力も身につきます。文章の構成に関しては、なぜ自分がそう考えたか、を意識して書けば大きく外れた文章を書くことはないと思います。また、先生と何人かの友達で集まって一つの小論の題に関してグループで話し合いをするのもいいと思います。

 

【平均勉強時間】

10時間以上

 

【アドバイス】

受験は自分との戦い、勉強は一人でやるものだとよく言われますが僕はそうは思いません。確かに自分に厳しくあることは必要かもしれませんが、1年近く受験勉強を嫌々ながら一人で続けられる人はそう多くないと思います。僕自身、浪人生としての1年間より高校野球を引退してからの半年間の受験勉強の方が辛かったように思えます。なぜなら慶應義塾大学を第一志望としているのは高校では僕一人だったからです。それに対して予備校では同じ大学を目指す意識の高い仲間と切磋琢磨することができ、成績もよくなりました。受験生の皆さんには一人で頑張りすぎずに、たまには勉強とは関係ない話をしながら、肩の力を抜いて勉強に取り組むことをオススメします。

 

【受験時代に意識していたこと(息抜きやリラックス方法、メリハリのつけ方など)】

メリハリのつけ方は受験生にとって難しいところだと思います。僕の場合は授業がない日曜日の6時から予備校の友達とジムに行くことを息抜きにしていました。そうすることで授業がない日でも予備校に行く理由ができ、良いメリハリになったと思います。また休み時間に世界史や英単語の早押しクイズをするなどして普段からストレスを溜めないように勉強していました。

 

【受験生に伝えたいこと】

受験生の多くは自分は頭が悪いとか、やる気が起きないなどと悩んでいると思います。でも、最初から合格レベルにいた受験生なんてほんの一握りだし、まして野球をやっていたら勉強ができないのは当たり前です。それでも慶應野球部に200人近い部員がいるのは、受験生の皆さんと同じ状態からみんな努力して合格レベルまで這い上がってきたからであり、僕もその一人です。僕たちや先輩方にできて受験生の皆さんにできないはずがないと僕は思います。また、やる気が出ない時は友達と慶應義塾大学に入学した後のことを想像して話すのが一番効果があると思います。大体はその想像と同じ世界が慶應義塾大学には広がっていると思います。受験勉強は大変だと思いますが、後から振り返るといい思い出になるので後悔しないように頑張ってください!

 

 

※入試情報は変更される場合があります。 詳細は慶應義塾大学ホームページの入学案内を随時ご覧ください。

 

 

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