合格体験記 – 北村謙介

  • 東筑高校出身
  • 総合政策学部
  • 2019年度入学
  • 一般入試(現役)

慶應義塾大学の受験を決めた時期

高校3年生の夏、野球部を引退した後

受験学部、結果

総合政策学部…合格

経済学部、環境情報学部…不合格

慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力

一般受験で入った人にもリーグ戦で活躍するチャンスが与えられる野球部であるからです。
様々な特徴、武器を持っている選手が多くいるため、日々刺激を受けられることが魅力だと思います。

特に力を入れていた科目

数学、英語、小論文

意識していた勉強法

●数学

夏から秋にかけては、基礎の部分をしっかり固めることを大事にし、問題集は使っていませんでした。基礎が身についたと感じた後は『文系数学の良問 プラチカ』という問題集と過去問を使い、ひたすら演習をしました。僕は様々な問題集を使うよりも、いくつかに問題集を絞り、何回も繰り返し解き、完璧にした方がいいと思います。
また、同じ問題でも違った解き方はできないかを考えてみることで、本番でスムーズに解法を導き出せると思います。


●英語

僕はひたすら単語を覚えて語彙を増やすことを意識して勉強していました。単語帳は『英単語ターゲット1900』を使い、まとまった時間を作って勉強するというよりは通学時の電車内などの短時間を使い、目にする回数を増やすことを大事にしていました。
あとは、長文の音読を繰り返し行うことで、実際に問題を解く際にスムーズに長文を読めるようになったと思います。

●小論文

小論文では、様々な分野の知識を持っていることが大事になってくるため、日ごろから様々な分野のことに興味をもって文献などに目を通すといいと思います。
過去問を解く人が多いと思いますが、自分が受ける学部だけでなく、ほかの学部の過去問にも取り組むことで知識を増やせると思います。

平均勉強時間

10時間

アドバイス

焦ってしまう気持ちがあると思いますが、初めから難しい問題ばかりに取り組むのではなく、基礎を固めることをどの教科でも大切にしてほしいです。基礎がしっかりと固まっていると、演習がより有意義なものになると思います。

受験時代に意識していたこと

僕は家で全く勉強できない人なので、勉強は学校と塾で行い、家に帰ってからは受験勉強を始める前と変わらない生活をしていました。たまに友人らと卓球などをして運動したりもしていました。
メリハリをつけるために、僕は学習の環境を変えていました。教室でしばらく勉強をし、集中が切れたら廊下に移動し、廊下で一定時間勉強したら塾に行って勉強する、といった形です。

受験生に伝えたいこと

学業の成績は結果がはっきりと見えます。そのため模試の結果が返ってきて、落ち込むことも多いと思います。僕自身、実際に受かった総合政策学部は模試でD判定までしか出たことがなく、先生方からもかなり厳しいと思われていたはずです。
しかし、最後まで諦めることなく自分がすべきことをきちんと毎日こなしたことで、合格という結果を手にすることができました。皆さんも睡眠だけはしっかりととり、最後の最後まで諦めないでください。「なんやかんや耐える」は僕が大切にしていた言葉で、本当にその通りだと思います。
いつか慶應義塾大学でお会いしましょう。応援しています。