合格体験記 – 北島旭

  • 札幌南高校出身
  • 環境情報学部
  • 2020年度入学
  • 一般入試(一浪)

慶應義塾大学の受験を決めた時期

高校3年生の9月

受験学部、結果

●現役
経済学部・総合政策学部・環境情報学部…不合格

●一浪
環境情報学部…合格
理工学部・経済学部・商学部・総合政策学部…不合格

慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力

志望理由は親戚に慶應出身者が多く、小さいころから憧れていたことに加え先進的な授業を受けられるので、まだ将来の夢が決まっていない僕でも、様々なことを学べて吸収できる環境だと思ったためです。また、慶應野球部の魅力はやる気と覚悟に満ちた環境でありチームとして日本一に挑戦し、個人としてハイレベルな舞台に挑戦できることであり、楽しさと厳しさのある環境であることです。

特に力を入れていた科目

年度前半は数学、年度後半は英語に力を入れました。

意識していた勉強法

●英語
長文は、常に全体を眺めながら読むことが大切です。分からない単語もすぐに推測するのではなく、文章全体の中で、その単語を含む文がどのようなことを伝えたい文なのかを予想することも意識してください。英語の文章の特徴は、「譲歩→自分の意見を言う」という流れであることを頭に入れて、その段落や文、単語の役割も想像してみてください。また、知っている単語量は多ければ多いほど良いのでコツコツやりましょう。特に、一度長文で出てきて分からなかった単語は必ず覚えましょう。

●日本史
妥協せず、細かいところまで覚えましょう。当たり前のことですが、同じ年に起こっていることは1つではないので、同時に何が起こっているのか、誰が何を起こしたのか、を同時に覚えることを意識してください。勉強するときは分野(財政とか戦争とか)ごとに覚えていけばいいと思いますが、同時に起こっているのは何かまで頑張って覚えましょう。

●化学
とにかく知識を詰めることを優先してください。問題を解くのは知識を詰めた後です。化学は英語が基盤になっている言葉がほとんどですので、英語から覚える方が日本語で覚えるより覚える量が意外と減ることがあるので試してみてください。

●数学
頭の中を整理することが重要です。この技術は何を問われたときに使える技術なのか、どのような状況なら使える技術なのか、などと考えながら勉強しましょう。例えば、三角形の面積公式は全部で7つありますが、それぞれ覚えるだけでなく、いつ使うと有効に使えるかまで頭に入れましょう。

●物理
”解き方のパターン”の数は意外と少ないのでそれを覚えましょう。公式は、条件が厳しく細かいので、解きながら自分でコツをつかめるように、いろいろな問題に取り組んでみましょう。

平均勉強時間

7時間(浪人生にしては少なすぎます。)

アドバイス

受験は団体戦です。仲間を大事に一緒に頑張りましょう!問題を出し合うことが記憶の定着に1番効果があります。それだけでなく、時には談笑して息抜きをすることも悪いことじゃありません!また、自習は時間を決めてやると良いです。例えば、本番に合わせて「2時間を英語勉強する!」などと具体的に定めましょう。解き終わらなくても時間がきたらその科目の勉強をやめるくらいの厳しい気持ちをもってやった方が良いです。

受験時代に意識していたこと

集中すると決めたら集中し、スイッチの切り替えを出来るようになっておかないと、本番などの緊張する場面で通用しません。集中できるルーティーンなどを作れるならそれも良いかと思います。

受験生に伝えたいこと

最後は自分で決めること。周りの人に様々なことを言われると思いますが、出来ると思うならやってみたほうが後悔しません。偉そうなことを言っていますが僕は全然勉強しませんでしたが、慶應に本当は行きたくないのではないかなどと自分を疑ったことはありませんでした。悩むことも大事ですが、信じることも大事です。読んでくださった皆さんの合格を祈っております、頑張れ!