合格体験記ー白倉明昂

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白倉 明昂

  • 西武文理高校出身
  • 文学部
  • 2019年度入学
  • 自主応募推薦(現役)

 

【慶應義塾大学の受験を決めた時期】

高校2年生の夏

 

【受験学部、結果】

文学部(自主応募推薦)…合格

法学部政治学科(FIT入試)…不合格

 

【慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力】

幼い頃から東京六大学野球に強い憧れがあり、一般入試生にもチャンスを与える方針をとっていたのが慶應であったからです。

 

【特に力を入れていた科目】

小論文、英語

 

【意識していた勉強法】

●志望理由書

学部により志望理由書で意識すべき点は異なると思いますが、僕が文学部の志望理由書を書く上で意識した点は採点官の目線です。文学部の先生方の特徴として、ありきたりな視点で書かれた文章は評価されない傾向にあります。同じ物事に対しても、多角的かつ己のもつ特別な経験や視点をもとに分析し、深く掘り下げることで、他の志願者と差別化を測ることができ、より自分をアピールすることができます。志望理由書の項目は二つあり、一つ目が高校生活で自分が取り組んできたこと、そしてそこから考察したこと。二つ目が大学で自分が取り組みたいこと、慶應義塾大学にいかに貢献していくかというものでした。僕の場合、一つ目が高校野球が抱える問題と、それをいかに解決すべきかを母校の例をもとに深く考察し、書きました。そして二つ目が、現代社会の抱える問題である少子高齢化について現行の社会制度の問題点を挙げながら、その問題を解決するために表層的な制度改革だけではなく、根本的な問題点まで掘り下げながら考え、それをもとになぜ慶應での学びが必要であるか具体的に書きました。志望理由書はとても時間がかかるので、早めからの準備が必要です。

●小論文

小論文に関しても志望理由書と同じく採点官の評価基準を考えることが重要です。設問をよく理解し、求められていることは何なのかよく考えてから書き始めると良いと思います。また、文学部で課される小論文は、他学部と比べ文字数が少ないため、ある程度の型にはめてしまえば、論理の通った読みやすい綺麗な文が書けます。これは数をこなしていくうちに自然と身についていくと思うので、過去問を一回きりで終わらせてしまうのではなく何度も解き直し、リライトして身につけて下さい。最後に、文の言い回しは細部まで注意して下さい。「てにをは」を意識することはもちろん、文の長さにも目を向けてみると、より綺麗な読みやすい文が書けると思います。

 

●和文英訳

文学部自主応募推薦での和文英訳は、日本で一番難しいと言われています。論文の一部を抜粋して課されるため、日本語をさらにわかりやすい日本語へと咀嚼し、英語に訳す力が問われます。非常に難解な文が出題されるため、ある程度の慣れが必要ですが、その前提として単語力(主に日本語を見て英語に訳す力)と、ある程度の文法が絶対的に必要です。試験時間も短く、和文英訳にあまり時間を割けないので「この言い回しが来たら必ずこれを使う!」というようにしておくといいかもしれません。頻出の言い回しがあるので過去問をたくさん解いて、傾向を掴んでおくと時間の短縮に繋がります。また京都大学の和文英訳の問題も同じ形式・レベルなので練習するにはおすすめです。

 

【平均勉強時間】

10時間以上

 

【アドバイス】

こうした推薦形式の入試は「過去の輝かしい実績が無いと受からない」とよく勘違いされがちですが、実際そんなことはありません。いくら高級な材料を使ったとしても、料理が必ずしも美味しいとは限らないように、その材料をどう調理するか、どう活かすかによって味は変化していきます。たとえ特別な経験では無くても、その経験をどう考えるかがとても重要です。また、小論文に関して、大問2はかなり抽象的な問いを課される場合が多々あるので、文学的な思想を自分なりに作りあげなければ、問題を解くことができない場合があります。そのためには色々な種類の本を読んで、様々な考えに触れ、自分の考えに深みを持たせることが重要です。聖書などを読んでみるのもオススメです。

 

【受験時代に意識していたこと】

7月中旬までは部活があり、また一般入試と推薦入試の勉強を並行して行っていたため全く時間がなく、ほぼ息抜きすることはありませんでした。それでも、一日勉強しているとどうしても集中できなくなる時間が来るので、そうした時は20分と時間を決めて仮眠を取っていました。

 

【受験生に伝えたいこと】

最後まで諦めずに頑張ってほしいです。僕自身、学力が最後の最後まで伸びず、学校の先生や友達から何度も馬鹿にされました。その度に落ち込み、不安になりました。しかし、いまこうして野球に全力で取り組めているのはそこで諦めずに自分の意思を貫き通すことができたからです。努力は嘘をつきません。たとえ目に見える結果が出なくとも、続けることで必ず結果は付いてきます。最後まで自分を信じて、やりきってみて下さい。皆様の合格を心より願っております。

 

 

※入試情報は変更される場合があります。 詳細は慶應義塾大学ホームページの入学案内を随時ご覧ください。

 

 

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