合格体験記 – 水野敬太

  • 札幌南高校出身
  • 経済学部
  • 2024年度入学
  • 一般入試(一浪)

慶應義塾大学の受験を決めた時期

高校3年生の7月

受験学部、結果

●現役
経済学部、総合政策学部、環境情報学部…不合格

●一浪
経済学部、総合政策学部…合格
環境情報学部…不合格

慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力

慶應義塾大学に入学を決めたのは、高校の先輩が慶應野球部に所属していて、その先輩に勧めて頂いたことがきっかけでした。大学のことについては全く考えていなかったのですが、それから大学について考え始めた時に東京六大学であることや慶早戦があること、また慶應義塾大学のイメージに惹かれて、入学したいと思いました。慶應野球部の魅力は、上下関係がそこまで厳しくなく、上級生とも話がしやすいことだと思います。先輩方にアドバイスを頂けることで、自分の成長に大きく繋がっていきます。

特に力を入れていた科目

英語

意識していた勉強法

●英語

1番大事なのは文法だと思います。理由としては、現役の時は、文法が分からず、ふわっとした読みになってしまったことが敗因だと思うからです。
浪人中は、文法をしっかり教わったことで、英文に対する理解が深まったと思います。また、文法の理解がしっかりしていれば、英作文で無駄な減点がなくなり、高得点が期待できると思います。慶應義塾大学の問題はマークシート形式なので、答えを選択肢から選ぼうとしてしまいますが、まず自分で答えを考えてから、自分の答えに近い選択肢を選ぶということを徹底すると良いかなと思います。

●数学

色んな問題に広く適用できる解き方を見つけることが大事だと思います。私は予備校でそのような解き方を沢山教えて頂き、ほとんどすべての問題に対して、通用する解き方を持てていたと思います。そうすると、出会う問題のほとんどが知っている問題に見え、解くのがとても楽になるはずです。また、計算ミスは痛い失点に繋がるので、計算力は日頃から鍛えておく必要があると思います。

●小論文

私は対策のために、毎日の夜ご飯の時間に決まったニュース番組を見ていました。その番組では、経済のニュースを中心に様々なトピックを取り上げてくれるので、小論文のアイデアを蓄えるのに最適であったと思います。SFCの問題では、具体例を示すことや自分の意見を記述することを求められることがあるので、その際にもっとも役立ちました。また、SFCの理念に沿って回答することを忘れずに、その中で自分の意見を収めていくことも大事だと思われます。経済学部の小論文は、課題文に答えが書いてあることがほとんどで、それに多少の具体例を付け足す問題になっています。ほとんど現代文といっても過言ではないと思うので、苦手な分野に力を入れて対策する手もあると思います。

平均勉強時間

10時間

アドバイス

日頃からコツコツ勉強することが大事だと思います。引退してから勉強して間に合う人もいるかもしれませんが、引退して0からのスタートでは苦しい戦いになることもまた事実です。野球に多くの時間を使いながらも、少しでも勉強をしておくことが自分を助けると思います。自分の目標に向けて、最大限の努力を注いで頑張ってください。

受験時代に意識していたこと

まず、自分の目標を見失わないことが大切です。受験勉強は長い道のりですが、目標をしっかりと持つことで、モチベーションを保つことができます。私は自分の目標を紙に書いて机の前に貼り、毎日確認するようにしていました。そうすることで、辛い時でも「このために頑張っているのだ」と自分を奮い立たせることができました。
また、睡眠時間をしっかりとることも重要です。勉強時間のために睡眠を削る人もいましたが、十分な睡眠をとることで脳が健康な状態で勉強することができ、効率的に勉強を進めることができると思います。私は毎日7〜8時間の睡眠を確保するようにしていました。また、通学時間を有効活用することもおすすめです。私は通学中に英単語を覚えていました。通学時間を活用することで、毎日定期的に英単語の勉強をすることができ、定着しやすくなると思います。
加えて、勉強の計画を立てることも大切です。私は毎週の目標を設定し、それに基づいて日々のスケジュールを組み立てていました。計画を立てることで、無駄な時間を減らし、効率的に勉強をすることができます。また、計画がうまくいかない時は、柔軟に見直すことも大切です。

受験生に伝えたいこと

模試の判定などが良くなくても、それに縛られる必要はないと思います。しかし、模試の判定と合否はある程度の相関はあると思うので、模試で良い判定が出たり、過去問で合格点を取れたりするまでしっかり勉強するべきだと思います。また、悪い判定しか出ずに受験に挑むのと、良い判定が出ている状態で挑むのでは心境が違うと思います。当日、自信をもって受験できるように、日頃から自信を積み重ねる努力をしましょう。