- 船橋東高校出身
- 法学部法律学科
- 2023年度入学
- 一般入試(現役)
慶應義塾大学の受験を決めた時期
高校1年生の8月
受験学部、結果
法学部法律学科…合格
経済学部…不合格
慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力
兼ねてから野球と勉強を高いレベルで取り組みたいと考えており、慶應野球部は文武両道を体現していると感じたため慶應義塾大学に決めました。
特に力を入れていた科目
英語
意識していた勉強法
●英語
英語はどの大学・学部においても配点が高いため、1年生の頃から特に力を入れて取り組みました。野球に力を入れており、まとまった勉強時間を確保することができなかったため、少しの空いた時間に単語や熟語、文法書に取り組んでいました。具体的には、1年生の時は『ターゲット1900』や『ターゲット1000』、2年生の時の途中以降は『出る順パス単英検準1級』や『出る順パス単英検1級』などの単語帳、熟語帳に取り組みました。特に2年生以降の単語帳は語彙を強化するのに役立ちました。
英語について意識していた点は主に2つです。1つ目は分からないものを分からないままにしないことです。文章問題を解いていると、難しい語彙や文法、文章構造が出てきて、ついなんとなく読み進めてしまいがちですが、中長期的な目で見ると何も得ることができていないため、本番を想定して問題を解く時とは別に時間をかけて解くこともしていました。
もう1つは、ルーティンワークとして英語に触れることです。英語は離れてしまうとすぐに語彙が頭から抜けてしまうため、どんなに勉強しない日でも単語帳を5ページだけ読むことなどを意識的に行っていました。
法学部法律学科の英語の問題は特徴的ですが、慣れてくれば自然と解けると思うので、過去問はぜひ積極的に取り組むのが良いと思います。
●世界史
私は世界史をちゃんと取り組み始めたのが2年生の冬と遅く、最後の最後まで知識を詰め込んでいました。特に使っていた参考書は『斎藤の世界史B 一問一答 完全網羅版』で、一問一答を主に使用していました。難しさでランク分けされているので、序盤は簡単な問題に取り組み、受験直前は法学部法律学科の問題に似た難しいレベルに取り組みました。
法学部法律学科の問題はすべて選択問題なので、書いて覚えるのではなく、内容を頭で覚えるために何度も繰り返し読んで勉強しました。
●小論文
小論文は明確な正解がなく、私自身、学校の先生や塾の先生方に添削してもらっていたため、特に伝えられることは少ないです。しかし、日頃から小論文の題材になるような事柄をニュースや本などを見て、知見を増やしていくことが必要になってくるのではないかと感じました。
当然、小論文の質を上げていくためにある程度時間をかける必要はあると思いますが、配点的にも、優先はあくまで英語と歴史科目だと思うので、優先順位を見誤らないように気を付けることが重要だと思います。
平均勉強時間
引退前 1時間半
引退後 5時間
アドバイス
部活に取り組みながらの勉強することの1番の障壁は時間と身体的疲労だと思います。時間という面については隙間時間を有効活用することが非常に重要です。また、ただ空いた時間にやるというよりも、何かしらのテーマを持って集中して取り組むことが必要だと思います。勉強時間はもちろん多いに越したことなないですが、時間がない中ではやはり質を追い求めていくのが良いと思います。
受験時代に意識していたこと
オンとオフのメリハリをつけることを意識していました。私自身集中力を長時間持続できる性格ではなく、なんとなく長時間やってしまうことがあったため、意識的にこまめにある程度長い休憩を取るようにしていました。
受験生に伝えたいこと
野球と勉強を両立することはハードルが高いと感じてしまいがちですが、何事も工夫を重ねていけば成し遂げることができると思うので、1日1日を大切に積み重ねて欲しいです。皆さんと下田グラウンドで会えることを楽しみにしています。
- 入試情報は変更される場合があります。 詳細は慶應義塾大学ホームページの入学案内を随時ご覧ください。