合格体験記 – 堤遼太郎

  • 済々黌高校出身
  • 総合政策学部
  • 2024年度入学
  • 一般入試(現役)

慶應義塾大学の受験を決めた時期

高校2年生の冬頃

受験学部、結果

法学部、商学部…不合格
総合政策学部、環境情報学部…合格

慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力

様々なバックグラウンドを持った人たちが集まっているため、野球に関しても、その他の面でも様々な意見や価値観を共有することができることが魅力だと思います。僕はそのようなところで高いレベルの野球がしたいと思い、慶應義塾大学に決めました。

特に力を入れていた科目

英語

意識していた勉強法

●英語

僕自身、部活動を引退するまではほとんど勉強しておらず、全くと言っていいほど英語の知識がなかったため、部活動引退〜8月中はとにかく英単語を覚えることに集中しました。学校で配られる英単語帳で良いので、とりあえず1冊を早めに終わらせることが大切だと思います。また、この時期に1度過去問を解いてみることもおすすめです。そうすることで自分の今の実力とこれから何をすべきかがはっきりすると思います。
単語をある程度覚えたら易しめの長文から解いていき、それと並行して長文解釈の参考書を進めました。たくさん長文を解いていくうちに同じ単語や用法に出会うため、徐々に読むことのできる長文のレベルが上がっていきます。長文の中で出てきたわからない単語や文法はその都度覚えるようにしていました。また、毎日必ず2題は長文を解き、1つはレベルが高い問題、もう1つは易しい問題に取り組んでいました。その中で難しい問題で新たな知識の獲得、易しい問題でスピードアップを図りました。
12月頃からは本格的に過去問に取り組み、それぞれの学部を最低5年分は解くようにしました。

●小論文

SFCの小論文の対策を始めたのは12月頃からでした。少し遅いスタートになってしまったため、あまり対策はできませんでしたが、学校の先生に添削をお願いしていました。SFCの小論文は読み取らなければならない資料が大量にあり、全てを読んでいると時間がないため、自分に必要な情報だけを読み取る力が重要になってきます。そのため時間を測って解くことを心がけていました。小論文は出題者がどのような回答を求めているかを見抜くことが大切だと思います。また、クラスの友達に見せて感想をもらったりもしました。難しく書けば良いのではなく、自分の意見をいかに簡潔に伝えることができるかが大切であるため、友達がきちんと理解できるような文章にすることを心がけていました。

平均勉強時間

9時間

アドバイス

慶應義塾大学の問題はどれもレベルが高いため、焦って最初から難しい問題に手を出しがちですが、最終的に重要になってくるのは基礎的なことなので、基礎をおろそかにせずに毎日コツコツ小さな積み重ねをしていくことが大切だと思います。自分が難しいと思う問題は他の人にとっても難しい問題なので、みんなが取れる問題を落とさないということを重視して、勉強してみるといいと思います。

受験時代に意識していたこと

ただやみくもに問題を解き続けるのではなく、なぜその問題で間違ってしまったのか、どうしたら正解できたかを考えるようにしていました。また、体力的に厳しい日には勉強時間を減らしたり、眠い時には仮眠をとってから勉強するなど、ストレスを溜めないことを心がけていました。

受験生に伝えたいこと

根拠がなくても良いので、絶対に慶應義塾大学に合格できるという自信を持つことが大切だと思います。周りから何と言われようと、自分は絶対合格してやるんだという気持ちを持つことが大事です。また、自分が入学した後の姿を想像すると良いと思います。勉強で結果が出ずに苦しかったり、投げ出したくなったりした時でも、イメージがあるとそれをモチベーションにして乗り越えることができると思います。自分に負けず受験勉強頑張ってください。