- 岐阜高校出身
- 環境情報学部
- 2024年度入学
- AO(現役)
慶應義塾大学の受験を決めた時期
高校2年生の冬
受験学部、結果
環境情報学部…合格
慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力
高校時代に現役の慶應野球部員による指導を受け、興味を持ちました。選手主体のチームカラーや、学業と並行して文武ともにトップレベルで取り組める環境に魅力を感じ、慶應野球部に行きたいと思うようになりました。
意識していた勉強法
●一次試験(資料提出)
全体で意識したことは分かりやすく、自分らしく書くということです。自分という人間をいかに伝えるかをテーマに取り組みました。
志望理由書については1番メインとなるものだと認識していたため、限られた字数の中でいかに伝えたいことを簡潔に伝えるのかということを意識しました。また、知識があることをアピールしたくなることもあるかと思いますが、読み手が専門外の教授である可能性が高く、何も知らない人が読んでも分かるようにということを1番大切にしました。
自由記述では、視覚的に事実や全体像を伝えることを意識しました。自分のやりたいと言っていることが口だけではなく、実際にどのような行動をしてきたのかということを写真で表しました。また、志望理由書を含めてどのような経験からやりたいことが形成されているのかを視覚的に示すことを心がけました。
●二次試験(面接)
面接では、「面接官との会話である」ということと、「どんな質問でもやりたいことや伝えたいことの軸がブレないようにすること」の2つを意識しました。面接は必ずしも想定された質問が来るわけではありません。そのため、決めておいた文章ではなく、その場で考えた文章で相手に興味を持ってもらうことが大切です。また、面接官の雰囲気などもよく見ながら会話することも大切だと思います。似た質問を様々な視点からされることもあるため、より簡潔に、自分が伝えたいことが何なのか整理することも忘れないようにしてください。
AO入試を受験する上で、役立ったアピールポイント
私は、「私でなければならない理由」をアピールポイントとして意識しました。私の場合は私にしかないアピールポイントとして、海外で支援活動をされている方や、海外の代表チームのコーチにインタビューをした経験を活かしました。もちろん、勉強の成績や野球での結果も大きなアピールポイントの1つだと思います。しかし、その結果になるまでの苦労や過程も自分にしかない経験です。なぜ今このようなことに取り組んでいるのか、なぜ今後このような研究がしたいのかを振り返ることで、経験でも成績でもアピールができると思います。
アドバイス
様々な視点から見ること。満足しないこと。
この2つが大切だと思います。その分野に詳しい人、詳しくない人、自分のことを知っている人、知らない人など様々な立場の人がいます。より多くの人にアドバイスをもらうことで、より本番を想定した練習ができると思います。また、AOにはどのくらいの点数を取れば受かることができるという目安がないため、突き詰めようと思えばどこまででもこだわることができます。もう良いと途中で投げ出すのではなく、少しでも不安なところを無くすことが大切だと思います。
受験時代に意識していたこと
私はAO受験と一般受験のどちらも準備していたため、引きずらず、切り替えをするということを意識していました。どちらかがうまくいかなくても、必ず切り替えて引きずらないことは大切です。また、周りと比べたり、引っ張られすぎたりしないことも大切にしていました。
受験生に伝えたいこと
諦めなければ必ず結果はついてきます。精一杯頑張ってください!
- 入試情報は変更される場合があります。 詳細は慶應義塾大学ホームページの入学案内を随時ご覧ください。