合格体験記 – 林純司

  • 報徳学園高校出身
  • 環境情報学部
  • 2024年度入学
  • AO(現役)

慶應義塾大学の受験を決めた時期

高校3年生の5月

受験学部、結果

環境情報学部…合格

慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力

慶應野球部の目的の1つに人格形成があり、私自身は野球の技術向上と共に野球を通じて人として成長することも大事だと思っているため、私が行くべき環境だなと感じました。また、先輩後輩関係なくコミュニケーションが取れて常にチームの雰囲気が明るいところが部の魅力だと思います。

意識していた勉強法

●一次試験(資料提出)

主に重要になるのは志望理由書と自由記述という資料です。志望理由書は2000字という限られた中でSFCに入学して研究したいことやなぜ研究しようと思ったのか、研究のためにSFCで学びたいこと、その研究が社会にどう貢献できるのかを説明することが大切です。意識したことは、読む人に分かりやすく伝わるような文章にすることです。文章を作成していると、自分自身は何回も読んでいることや、研究のことを調べていくことで難しい言葉を使うようになってきます。そのため、自分では分かる文章でも初めて読む人にとっては伝わりにくい文章になっている可能性があります。周りの友人などに読んでもらって感想を聞くことも大事だと思います。
自由記述ではたくさん自分をアピールしましょう。恥ずかしがってはいけません。アピールしたことがそのまま面接での会話に繋がってきます。一次試験の資料作成が二次試験に繋がってくるということは理解して取り組みましょう。

●二次試験(面接)

面接に向けて、まずは、一次試験で提出した資料を全てインプットしました。次に、面接では1分や3分で志望理由を答える必要がある、2000字の内容をしっかり説明できるように毎日携帯電話で撮影しながら練習をしていました。二次試験は面接官とのコミュニケーションだと思って、気楽に笑顔で話すことを心がけました。また、会話の中で自身の研究のおもしろさを伝えることを1番大事にしました。沢山の練習をした分、それが自信になって本番では思い切って話すことができたと思うので、皆さんも沢山練習をして自信をつけてください。

AO入試を受験する上で、役立ったアピールポイント

アピールとして良いものは、他の人にはない自分だけがもっているものや経験したことです。僕の場合は高校野球の中で大舞台になればなるほど結果を残せたという経験から、勝負強さをアピールしました。さらにアピールするために高校時代の監督にインタビューをしたり、チームメイトにアンケート調査を行ったりして、周りからの評価もアピールしました。

アドバイス

野球と同じで準備がとても大切です。特に二次試験の面接官は教授なので、自分達よりも深い知識を持っています。その教授たちと面接する準備として、研究のことに関する本や論文などを沢山読んで知識を身につけて、どんな質問にも自信を持って答えられるようにしましょう。

受験時代に意識していたこと

受験勉強中、たまに心が折れることがありましたが、「慶應野球部のユニフォームを着て野球をするんだ」という強い気持ちを持って、モチベーションを上げて頑張りました。また、絶対に合格できるという思いを自分の中で持ち続けることも大切です。

受験生に伝えたいこと

リフレッシュすることを忘れないでください。たまには野球を思い切りやる日や温泉に行ってゆっくりする日があっても良いと思います。やる時はやるというメリハリを持って頑張ってください。