合格体験記 – 別所孝亮

  • 大阪桐蔭高校出身
  • 環境情報学部
  • 2023年度入学
  • AO(現役)

慶應義塾大学の受験を決めた時期

高校3年生の5月ごろ

受験学部、結果

環境情報学部…合格

慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力

日本一という大きな目標に向かって1人1人が自立し、考えて野球に取り組むことが1番の魅力であると思っています。
また、高校時代に日本一を達成したため、大学でも日本一になりたいと思い入部を希望しました。

意識していた勉強法

●一次試験(資料提出)

一次試験の際に特に重要となる資料は2000字の志望理由書と自由記述です。
志望理由書については、今までの自分自身の経験を踏まえた研究テーマについて、より詳しく書く必要があります。研究をしようと思った背景や理由、研究方法など多くの知識をつけておくことが重要です。
自由記述については、文字だけでなく見やすいイラストや図を用いることが重要になります。一部の人に見てもらうだけでなく、より多くの人に読んでもらい様々な意見を取り入れることが重要であると考えます。また、なるべく早い段階から準備をし、余裕をもって作るようにすべきです。

●二次試験(面接)

面接試験に向けては、まず自分自身で書いた志望理由書を読み込んで自分のものにする必要があります。この際に、声に出してアウトプットすることがいいでしょう。また、補足内容についても自分自身で調べておく必要があります。面接試験ではより細かく詳しく研究テーマについて質問されます。その時に困らないように、研究について深くまで掘り下げていくべきです。面接練習も一部の人とするのではなく、色々な人に自分の研究について聞いてもらい、すべての人が理解できる説明にしなければなりません。
最後に、大事なのは面接官との会話、言葉のキャッチボールです。一方的な説明ではなく会話をするということを心掛けましょう。

AO入試を受験する上で、役立ったアピールポイント

私の場合は、高校3年間でとてもたくさんのことを経験してきたことが1番のアピールに繋がったと思います。野球で日本一になったという表面的な結果ではなく、それを達成するための日々のプロセスは誰にも負けないという自負を持って面接に挑みました。
私の場合は野球を主としたプロセスでしたが、人それぞれあると思います。結果ももちろん大事ではあると思いますが、胸を張って誇れることをどれだけ積み重ねることができるかではないかと思います。勉強も野球も実力や実績のある人はたくさんいますが、その中身を面接官には見られていると思うので、唯一無二の何かを見出そうとするのではなく、目標に向かって取り組む上で勝手に見出されるものとして捉え、最終的に自己分析してもらいたいと思います。

アドバイス

自分の心の声を聴くことです。

受験時代に意識していたこと

毎日頭の整理をして言葉で相手に伝えることです。

受験生に伝えたいこと

良い準備をするしかないので、とにかく準備にこだわりましょう。