合格体験記 – 外丸東眞

  • 前橋育英高校出身
  • 環境情報学部
  • 2022年度入学
  • AO(現役)

慶應義塾大学の受験を決めた時期

高校2年生の冬

受験学部、結果

環境情報学部…合格

慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力

練習参加に来たときにチームが1つになって練習に取り組んでいるところに惹かれたからです。コミュニケーションが活発なところが魅力だと思います。先輩後輩関係なくコミュニケーションが取れるので、先輩から色々なことを吸収することができます。

意識していた勉強法

●一次試験(資料提出)

一次試験で特に重要なのは、志望理由書と自由記述という資料です。
志望理由書に関しては、2000字と限られた字数の中で解決したい課題とその課題をどのように解決してくのかについて記載する必要があります。特に課題をどのように解決していくのかについて具体的に述べる必要があり、大学でどのような勉強、研究をするのかや、将来どのような社会を実現していくかが重視されます。ここでは自らの経験と問題意識・課題解決の流れに一貫性を持たせることを意識して書きました。また、自分が研究したいと思った分野についての文献を読むなど徹底的に知識を付け、その分野に詳しくなることも意識して取り組みました。大学でどのような授業が開講されているのかについても調べ、入りたい研究会などについても明記しました。
自由記述に関しては、自己アピールと具体的な研究計画について書きました。自由記述では志望理由書とは異なり自由にレイアウトすることができるため、文字ばかりの堅苦しい書類にするのではなく、見た人の印象に残るような少し砕けたレイアウトを意識しました。
資料作成において、SFCで自分が何を研究したいのかを明確にすることが非常に重要です。特にSFCでなければいけない理由を問われるので、SFCでどのような研究が行われているのか、どのような先生がいるのかなど、自身で調べ込んだり、実際に現役学生や教授の方にお話を聞いたりしてSFCについてよく知ることが求められます。

●二次試験(面接)

二次試験に向けては、一次試験で提出した資料の深掘りと自分の研究に対する知識をつけることを意識して取り組みました。深掘りをするために、「なぜ?どのように?」と自問自答を意識して取り組みました。また、面接では自分が研究したい分野に関して、かなり専門的な質問についても答えなければいけないため、知識を蓄えることは必要不可欠です。
実践的な面接練習に関しては、蓄えた知識や整理した思考を徹底的にアウトプットすることを意識して取り組みました。具体的には自分が書いた志望理由書について1分間で話したり、3分間で話したりするなど時間を変えて話せるようにしました。
SFCの面接は比較的長く、厳しい面接で有名かと思いますが、あくまでも面接は面接官とのコミュニケーションの場なので、堅くならずに会話のキャッチボールを意識した方が良いと思います。

AO入試を受験する上で、役立ったアピールポイント

AO入試でのアピールで意識したことは自分にしかないことを探すことです。
私は幼い頃から野球をしており、高校時代も野球に力を注いでいたので、野球を通じて経験したこと
をアピールしました。特に私は怪我に悩まされていたことがあるので、怪我と、経験してきた野球の文化を絡めてアピールしました。
自分が設定したテーマに関連のあることを自分で研究したり、アンケートを取ったりするなどもアピールに役立ちました。

アドバイス

早めの準備を心がけると良いと思います。私は出願の半年ほど前から資料作成を進めていましたが、出願が近くなっても改善点が多くありました。また、資料を作成するのにも専門的な知識が必要になるので、早い段階から文献を調査するなど知識を蓄えておくと良いと思います。資料作成が特に重要になってくると思うので、時間をかけて作ることで抜かりない資料が作成できると思います。

受験時代に意識していたこと

自分が研究したい分野の専門家になるくらいのつもりで文献を読み漁りました。また、AO入試なのでニュースを見たり、新聞を読んだりするなどして社会についてもよく知ることを意識していました。

受験生に伝えたいこと

AO入試は普通の勉強と違った辛さがあると思いますが、根気強く頑張ってください。