合格体験記 – 深谷翼

  • 刈谷高校出身
  • 理工学部
  • 2023年度入学
  • 一般入試(一浪)

慶應義塾大学の受験を決めた時期

浪人中

受験学部、結果

●一浪
理工学部…合格

慶應義塾大学に決めた理由、慶應野球部の魅力

高いレベルで野球をしたいという気持ちが浪人しても消えなかった上、学業成績も上がってきた中で、東京六大学への強い憧れもあり、受験を決めました。

特に力を入れていた科目

数学、物理、化学

意識していた勉強法

●数学

野球部を引退するまで受験勉強をあまりしていなかった中で、学校がかなり数学に力を入れていたため、引退直後は学校の演習についていくのがやっとでした。そのため、ある程度周りに追いついてきたかなと思ったのは冬の頃でした。
最初はとにかく、学校の演習の答えを暗記するつもりで取り組みました。その結果、順調に成績が伸びていった感触がありましたが、最後に少し背伸びをして難しい問題に手を出してしまったので、基礎的なところもあやふやになってしまい、現役時代は中途半端な結果になってしまった印象です。
浪人期はとにかく駿台予備学校のテキストを前期・後期通してやり切った結果、実力がついたかなと思います。

●化学

現役時は東進ハイスクールの『ハイレベル化学』という教材をずっとやっていました。現役時からあまり苦手意識はありませんでしたが、浪人時代に予備校のテキストをやりこむことで、より深いレベルまで理解することができ、どのレベルでも勝負できるまで準備できていたと思います。

●英語

現役時は電車の時間に常に単語帳をやっていました。浪人して、英作文を教えるのが上手な先生に教わることができ、英作文や要約に自信がついたことで長文も読めるようになっていきました。
受験本番は過去問との傾向が変わり、他の受験生は傾向の変化に驚いたかもしれませんが、自信のある英作文と要約が新たに追加されたので、自分としてはラッキーだと思うことができ、余裕をもって受験できました。

平均勉強時間

10時間

アドバイス

自分が何を出来ていて、逆にどの教科、どの分野ができていないかということを客観的に見つめることが重要です。苦手意識があっても、実際には解くことができるのであればそれは苦手とは言わないと思います。
予備校で浪人する方は、ある程度高いクラスに所属し、特に理系科目はしっかり授業を聞いた方が良いと思います。逆に文系科目や英語は自分のプラスになる授業だけ厳選して受けた方が良いです。中途半端に沢山の授業を受けようとせず、自分でできる部分は独学で良いと思います。

受験時代に意識していたこと

よく寝ることです。集中が切れたと思ったら、5分でも仮眠を挟んで、とにかく質のある勉強にすることが重要だと思います。他にも落ちる理由を作らないことを心掛けていました。

受験生に伝えたいこと

受験期間に戻りたいと思うことはないですが、今から思うと貴重な時間でした。応援してくれている人に結果で恩返しできるよう、皆さんも頑張ってください。